こんにちは。今週のブログを担当します海老沼匡です。
オリンピックでは、応援ありがとうございました。皆さんの気持ちに結果という形で恩返しできず、本当に悔しいです。
私の目標は、常に
「オリンピックでの金メダル。」
です。
オリンピックで金メダルをとるために生活し、柔道の練習に取り組んできました。オリンピックでの準決勝、なぜあと一つ攻められなかったのか?なぜ、気持ちを出すことができなかったのか?すごく悔いが残る試合となりました。
ロンドンのときにも経験しましたが、今は式典や表彰式の際に、試合の映像などが流れる度に、金メダルとの差を痛感し、悔しくて、はがゆい、自分が情けないと感じる、そんな日々を送っています。4年後には、東京オリンピックがあります。どんな形になるかまだわかりませんが、目指していきたい、目指すべきだと思っています。
さて今回の題名でもある「感謝」について。
今月13日、私たちの寮で食事を作ってくださっているタマさんこと、玉嶋さんが勤めている株式会社LEOC主催で慰労会をして頂きました。
株式会社LEOCの皆さま、慰労会を開いて頂き、ありがとうございました。
これがその時にタマさんと撮った写真です。
パーク24柔道部の寮は、ロンドンオリンピックが終わった2ヶ月後の2012年10月に完成しました。寮は、トレーニング場や大浴場、サウナ、食堂、柔道場、部員が住める部屋があります。とても綺麗で設備もよく、集中して柔道に取り組むには最高の環境です。実業団の中でもトップクラスの最高の環境を作っていただいた会社の方々に感謝しつつ、結果で恩返しをするために、日々練習に励んでいます。
そして寮で私たちの栄養管理をし、食事を作ってくださっているのがタマさんです。私は、結婚を機にタマさんのご飯から離れ、今は妻に作ってもらっていますが、それまでは他の柔道部員同様にタマさんのご飯を頂いていました。
タマさんの一日は早く、朝は5時前に起床し朝食を作り、私たちの練習が終わる時間まで待ち、温かいご飯を提供してくださります。いつも22時頃まで食堂で作業をされていて遅くなるときには23時頃になることも。
また日曜日には、休みの日にもかかわらず、試合の応援に駆けつけていただき、熱い応援をしてくださいます。
私はいつも、試合が終わるとタマさんに挨拶に行くのですが、勝ったときには涙を流し一緒に喜んでくれ、負けると悔しそうにしながらも励ましてくれます。そんなタマさんが私は大好きです。なぜかはわかりませんが、私の勝ち負けを共有してくれる人達が私の周りには、たくさんいます。だからこそ、そんな人達に僕が勝つことによって喜んでもらいたいと思い、試合に臨んでいます。私が柔道をするうえで、また人生を歩むうえでたくさんの人に支えられ今があります。綺麗ごとに聞こえるかも知れませんが、私は心の底からそう思っています。常に感謝の気持ちを忘れず、前を向き、歩んでいこうと思います。
ちなみにタマさんは、晩酌が大好きなので、よくビールの差し入れを持っていきます。(笑)
個人的なメッセージになってしまいますが・・・
タマさん、いつも早朝から夜遅くまで、温かい美味しいご飯を作っていただき、ありがとうございます。これからも、パーク24柔道部をよろしくお願いします。今度、ご飯行きましょうねー!!(笑)
今回のブログ当番、海老沼 匡でした。