皆さんこんにちは
橋本壮市です。
最近、7月6日にカナダで行われた「グランプリ・モントリオール」大会に出場する為、練習漬けの日々を過ごしていました。
大会では、「優勝」する事ができました。
自社のサポートを始め、沢山の方々の応援がとても力になっています。
私たち選手は、「試合で勝つ」これが一番大切です。勝つという事は本当に難しい。だからこそやりがいがあると私は思います。
大会期間中には、いろんな選手から刺激を受けました。少しだけ紹介したいと思います。
まずは、100kg級に出場した羽賀龍之介選手
彼とは高校・大学が同じだったので、学生時代はもちろん、今でも沢山のことで刺激を受けている1人です。
彼の試合の結果は5位。実力を出し切れていませんでした。
大会期間中にいろんな会話をする中、彼が「最後の海外遠征になるかもな」と言いました。私はなにも言葉が出てきませんでした。そうかもしれません。私も彼も、もうそんなに長い柔道人生ではないと思います。会社は違いますが、2020年東京大会まで「やり切って」一緒に笑えたらいいなと思います。
彼には弱気な言葉が似合いません。
頑張ろう龍之介!!
次に81kg級永瀬貴規選手
彼は世界チャンピオン、五輪メダリストです。
しかし、一昨年大怪我をして、1年間試合に出られませんでした。1年後に復帰して試合に出ましたが、別人のような柔道になっていました。周りは「もう永瀬は終わった」と思っている人も多かったんじゃないかなと思います。彼はそこからもがき苦しんで、今回怪我をしてからの復活優勝を果たしました。
試合が終わり、彼に「なんで復活できた?」と聞くと、ボソッと「毎日本当疲れました」と返ってきました。本当にキツイ中で、自分のことを信じ続け、1日1日の練習やトレーニングを「やり切って」いたんだなと、感じました。
この二人の他にも、いろんな仲間から刺激をもらいました。
戦いはまだまだ続きます。まずは2020年まで、自分のことを信じて「やり切って」いきたいと思います!!