今週ブログ担当の9期生 朝比奈沙羅です。
つい最近の休日に人生で初めて磯釣りをしに行きました。
ちょうどこれからがシーズンということで、アオリイカを釣ろうと"エギング"と呼ばれるルアーを使った釣りに挑戦しました。
この時期の朝4時の小田原の海は暗く、心底冷えましたが、波は穏やかで街の明かりが反射する水面を見て綺麗だな、とどこか晴れやかな気持ちになりました。
大学の友人たちと行ったのですが、彼らは趣味として釣りをやり込んでいるので非常に手際も良く、釣竿の組み立て方や餌の付け方などの仕組みが全くわからない私は、
海へ投げ入れられる状態にセットしてもらうまで暗がりを照らす照明係としてただ呆然と友人たちの手元をLEDライトで照らし続けていました。
いざ釣りはじめようと海への投げ入れ方などを教えてもらい、何度も何度もチャレンジしたのですが、
遠くにルアーを投げ入れたつもりが足元に着水していたり、リールを巻く際に糸が絡まってしまったりして魚を釣る以前の段階でつまずいてしまいました。
投げ方が下手すぎたせいか、釣り糸が岩礁に擦れて切れてしまい友人のルアーを3つもなくしてしまって、とても申し訳ない気持ちになり 少し落ち込みましたが、
「最初はそんな上手くいかないさ。何事も練習あるのみだよ」と言ってくれて良い友人を持てたなと思いました。
今回は結局、友人が釣り針に引っ掛けて釣り上げた昆布以外は何も釣れず、ほろ苦いデビュー戦となりましたが、釣るだけではない釣りの楽しさを知ることができました。せっかく大学が平塚にあるのだから、もっと早く始めておけば良かったと思いました。
また、天気も良く日の出の時間にはご来光を見ることができました。今年はまだご来光を見ていなかったので、少し遅いですが 私としては実質の"初日の出"となりました。
終わってみれば、日の出を待つまでの空き時間に釣りをして時間を潰したような形になりましたが、みんなで「寒い、寒い」と言いながら見た朝焼けは本当に美しく、とても有意義な時間でした。
その時に『わたしは幸せ者だな』、と心から思いました。
3月には大学を卒業し、来年度もパーク２４柔道部員として柔道家としての活動をしていく予定ですが、
大学に入ってからの4年間で起きた辛かったこと、苦しかったこと、楽しかったこと、嬉しかったことを共有してきた友人たちと今までのように気軽に会えなくなると思うと、とても寂しい気持ちになりました。
卒業しても、これまで出会えた仲間たちを大切にしていきたいです。
良い休日を過ごせて心のリフレッシュもできたので、また日々の練習に励みたいと思います。
2月末にはGSデュッセルドルフ大会に出場し、2019年のシーズンがスタートします。
東京オリンピックでの金メダルに向けての努力を絶やさずに、凛として強く生きていきたいと思います。
