パーク24柔道部

安心、安全、快適な、新たなクルマ社会を創造していきます。

文字サイズ
パーク24柔道部 > 選手ブログ > なぎさドライブウェイ

パーク24柔道部

選手ブログ

なぎさドライブウェイ

6月一週目の全日本実業柔道団体対抗大会を終えてから、僕ら柔道部は1週間の休みに入った。こういう長期の休み(我々は「解散」と呼んでいる)は年に3回ある。この大会が終わったあと、8月末の個人戦が終わったあと、年末年始の3回だ。
そんな貴重な長期休暇に、今回は前々からしっかりと旅行の計画をたてて臨んだ。計画性のない僕にとって、これは非常に珍しいことである。増してや柔道着を持たない旅行を自ら計画するなんて、本当に初めての経験であった。
さて、具体的にどんな旅行をしたのかというと、相方と2人、1泊目=富山市(試合前にチームで泊まっていいたところに延泊)、2泊目=和倉温泉、3泊目=金沢、4泊目=白川郷という北陸をほぼ一周するような豪華な4泊5日旅。移動はもちろんタイムズカーレンタル富山駅北店で借りたマツダのデミオだ。北陸新幹線が開通して以来よくスポットライトが当たるところを出来る限り行き尽くしてやろうというコンセプト。
結局、あまりに多くのスポットに行ったもんで、ここに全部を記すのは難しい。だから今回は最も印象に残った“なぎさドライブウェイ”について簡単に書いておこうと思う。

2日目の昼過ぎ、つまり和倉温泉から金沢にかけての道程で、僕らは“なぎさドライブウェイ”に立ち寄った。これは日本で唯一、車で走ることのできる全長8kmの砂浜だ。この旅行を企画し始めた頃から、目を付けていた期待のスポットだった。
のと里山街道を降り、そのまま海の方に曲がると、海辺に出ることが出来た。砂浜の入口に、潮風にやられて色があせた看板がポツリと建っていて「海に近づきすぎるな」等々の簡単な注意事項が書いてある。他に細かい制限はないみたいで、波打ち際から防波堤まで幅数十mの砂浜を、何となく左側通行で自由に走れ、という感じだった。窓を開けて、最近僕らの中でのブームの“平井大”を少し大きめの音でかけながら、適当に車を走らせると、どこか映画のワンシーンの中にいるような気持ちになった。なかなか気分が良い。特に海水浴シーズンでもない平日の昼間で、そんなに人がいなかったのがまた良かった。流石に8月頃になると混むらしく、ここも渋滞に見舞われるらしい。
ドライブの途中で波打ち際数メートルの所に適当に車を停めて、少し海に入ったり、写真を撮ったりした。水がキレイで、浅い海の中の砂を踏むたびに小さい海老が大量に逃げて行った。可愛い奴らだ。被写体がいまいちでも、車で砂浜にいるという状況がオシャレで、なかなか悪くない写真も撮れた。タイムズカーレンタルもカッコよく見える。
結局、8kmの行程を端から端まで往復してから、またのと里山街道で金沢へ南下した。今度はガッツリ泳げる準備をして、夕陽なんかも観られる時間に行きたいと思った。