今週ブログ当番の青木です。
緊急事態宣言が出てからもう少しで2ヶ月が経とうとしています。皆さんはいかがお過ごしでしょうか?
私は意外にも充実した日々を送っています。
今はトレーニング中心の生活になっているのですが、この機会に柔道の練習をしながらではできなかったような減量方法に挑戦しています。
年齢と共にキツくなってきている減量という課題。柔道界の基本練習となっているラントレや柔道の練習をしながら体重を落とすということは、実は非効率なのではないかと私は以前から考えていました。
そこで注目したのはボディビルダーの減量方法です。
彼らは筋肉量を落とさずに脂肪のみを限界まで削る減量をしています。柔道選手の減量は割と無茶で、脂肪と一緒に筋肉量も削って短期間でリミット体重に落とす減量をしている人が殆どです。
それでも強い人は強いのですが、自分みたいな身体能力の低い選手は減量やリカバリー・調整方法の部分でアドバンテージを作って自分より能力の高い選手に勝ってきました。
ですが、昨年の10月〜4月までの半年間で6大会に出場予定だった私は、後半減量苦に悩まされヘロヘロになりながら限りなく摂取カロリーを削り、脂肪と筋肉量を削って減量していました。
最後の2大会は新型コロナウイルスの影響で中止・延期になりましたが、今思えばあのコンディションで試合に出て、良い結果を出せていたかと考えると疑問が残ります。
4月に開催予定だった全日本選抜柔道体重別選手権大会が延期になり、長期間の減量から解放された私は過去最高のリバウンドをして、63kgまで落とした体重が71kgまで増えてしまいました。
70kgを超えた自分の身体を見た時にあまりにも醜かったので、今回の減量に踏み切りました。
減量開始6週目終了時点で現在の体重は66kg。
停滞期もなく順調です。あと6週間かけて3kg落として63kgになったところで今回の減量を終わらせる予定です。
柔道をしながら減量している時よりも疲労感もなく筋量・筋力を維持しながら健康的に体重を落とせている感触があります。
いままでの柔道をしながらの減量の技術にプラスして、ボディビルの減量の技術を取り入れ、競技力とのバランスを保ちながら次の試合に向けて準備していきたいと思います。
試合で勝つ為に柔道の練習だけに取り組んでいればいい時代は終わったと感じています。柔道の事しか知らない人は柔道の事を知らないんです。
柔道の技術が足りなければ筋力でカバーすればいいし、心肺機能が劣っていれば戦術でカバーすればいい、身体能力で劣っていれば減量やリカバリーで差をつければいいと私は考えます。
そういったところのトータルバランスで勝敗は決まるし、柔軟な発想で様々な事に対応できる人が強いように私は感じています。
自分にしかない武器の活かし方が大切になってくる。足りない部分は最低限補って、自分の強みを最大限に活かす。そうする事によって格上の選手を喰う事ができるし、安定してパフォーマンスを発揮する事によって格下の選手に喰われるパーセンテージを減らせるのではないかと私は考えます。
とはいえ結果が伴わなければ、それはただの自己満足です。私は何度も自己満足と笑われてきました、ですが結果がでるまで諦めず改良を重ねながら積んできたことで、少しだけ報われたなと感じた瞬間がありました。
その瞬間を忘れる事ができなくて、もう一度感じたくて自分はまた頑張る事ができています。自分の為に頑張る、それが一番ですよね。
周りのことなんか気にせず頑張りましょう。
自分が自分の一番の理解者です。あと周りの理解者も大切にね。
最後に、
昨年末に行った京都旅行での私の最高傑作です。
見てください。自己満足です。笑