ダイエットって、要するに気持ちの問題だと思う。
柔道に然り、レスリング、ボクシングなど体重別階級のある競技では、まず規定体重以下に減量するところ(超級・上位階級変更は除く)から戦いが始まっている。試合に合わせて10kg以上の減量をする選手もいるが減量で最も大切なことは、いかにストイックに自己管理できるかだと思う。
少し前の話になる。僕は、一昨年の11月中旬から今年に入る頃まで、およそ50日間で15㎏減量をした。周り(吉田監督)からは、「藤井も遂に色気付いたんだ」などと言われた。確かに少し色気付いたのかもしれないけれど・・・一番の目的はあくまで階級を変える減量だ。
それまで一度もちゃんとした減量をしたことのなかった僕は、とりあえず自分の持っている知識を総動員して食事の改革をした。もちろん運動量は変わらない。
食事の概要は以下の通り・・・朝食は、米1合、ササミ(セブンイレブンで売っているサラダチキン)、豆腐、納豆、卵、牛乳+適当なおかず一品(たいていコンビニのパック詰めされた肉じゃがとか筑前煮とか)。昼は、フルーツを入れたヨーグルトと市販の玄米ブラン。夜は大きめのサラダパック、ゆで卵2個、ササミ、牛乳(コンビニ様々である)。
これを50日間やっただけ。他は普段通りの生活。それでストンと簡単に落ちた。それまで一日5~6合の米を食べていたことを考えれば、当然と言えば当然の結果だ。要は炭水化物を、自分の目標を踏まえて必要な分減らせば、体重は落ちるのだ。炭水化物を減らす減量への賛否があることは知っているが、とにかく落ちることは落ちる。必要なエネルギーと炭水化物とのせめぎ合いはそれからだ。
メディアで話題の減量法があるけれど、こうやって実際自分の体で試してみると、僕でも出来そうな美味しいビジネスのように思えてくる。将来食いっぱぐれたら考えてみよう。最後に、CMほどのインパクトはないものの、僕の減量before & afterの写真を載せておく。